CE04の12Vバッテリー問題をもう少し考える
・走行不能の原因は「充電不足」ではなく「劣化」だった
前回、BMW CE04が突然走行不能になった話を書いた。
原因は、12Vバッテリーの劣化。
診断機では、12Vバッテリー電圧低下を起点に、約30項目のエラーが記録されていた。
ただ、今回の件でいろいろ確認していくうちに、最初に感じていた印象とは少し違うことも分かってきた。
・CE04は12Vを自動で補充電している
CE04は電動バイクなので、駆動用の高電圧バッテリーを持っている。
そして最新のマニュアルを確認すると、CE04は12Vバッテリーについても、高電圧バッテリーから必要に応じて補充電する仕組みを持っているようだ。
つまり、一般的なガソリン車やバイクのように、
「冬場にあまり乗らなかったから12Vバッテリーが上がった」
という話とは、少し違う。
駆動用バッテリーに十分な残量があれば、車両側で12Vを維持しようとする設計になっている。
・今回は「完全なバッテリー上がり」ではなかった
今回、重要だったのはここだ。
CE04は、トラブル時にも起動はしていた。
メーターは立ち上がり、車両としては反応している。
ただし、走行可能状態にはならなかった。
これは単純な「12Vバッテリーが完全に上がった」というより、
静止状態では電圧が残っているが、負荷がかかったときに電圧を維持できない状態
だった。
つまり、12Vバッテリーの内部抵抗が増え、実用上の負荷に耐えられなくなっていた可能性が高い。
・補充電では救えない劣化もある
ここが今回の腹落ちポイントだった。
CE04は12Vバッテリーを補充電する仕組みを持っている。
しかし、それはあくまで「充電状態を維持する」仕組みであって、バッテリーそのものの寿命を延ばし続けるものではない。
バッテリー自体が劣化して内部抵抗が増えてしまえば、いくら充電しても、負荷時に電圧が落ちる。
つまり今回の本質は、
充電不足ではなく、12Vバッテリーそのものの劣化
だったのだと思う。
・長期間乗らなかったことが直接原因ではない
この点も大事だと思う。
普通のバイクなら、冬場に乗らなかったことで12Vバッテリーが弱る、というのはよくある。
しかしCE04の場合、駆動用バッテリーが十分に残っていれば、車両側が12Vを維持する。
であれば、今回の件を単純に「しばらく乗らなかったから」と片付けるのは少し違う。
むしろ、
点検時には問題なかった12Vバッテリーが、その後に劣化し、あるタイミングで一気に実用限界を超えた
と見るのが自然だと思う。
・エラーは12Vが正常化すれば消える
もう一つ確認できたことがある。
12Vバッテリーが正常な状態に戻れば、今回のようなエラーは消えるとのことだった。
つまり、必ずしも診断機でリセットしないと復旧しないわけではない。
これはかなり重要な情報だ。
当日も、もし12Vバッテリーを補充電できていれば、一時的に復旧した可能性はあったらしい。
・12Vバッテリーへのアクセスも極端に難しくはない
当初は、CE04の12Vバッテリーには簡単にアクセスできないのではないかと思っていた。
しかし確認してみると、アクセス自体は極端に難しいわけではないようだ。
となると、見方は少し変わる。
CE04は「12Vトラブルが起きたら完全にユーザーは何もできない」というわけではない。
構造と手順を理解していれば、補充電や交換で対処できる余地はある。
ただし、その情報がユーザー向けに十分分かりやすく整理されているかというと、そこにはまだ課題があるように感じる。
・12Vバッテリーは年数で予防交換すべき
今回の結論としては、ここに落ち着いた。
CE04における12Vバッテリーは、
弱ったら交換する部品ではなく、弱る前に交換する部品
として扱うべきだと思う。
電圧だけでは分からない。
点検時には内部抵抗やCCA相当値も測れるはずだが、それでもある日急に実用限界を超える可能性はある。
であれば、2.5年から3年程度で予防交換する。
少なくとも、自分は今後そういう運用にしようと思う。
・まとめ
今回の件で分かったことは、以下の通り。
CE04は12Vバッテリーを自動で補充電する仕組みを持っている
今回は単なる充電不足ではなく、12Vバッテリー自体の劣化だった可能性が高い
12Vが正常化すれば、エラーは自然に消える場合がある
12Vバッテリーへのアクセスも極端に難しいわけではない
ただし、予兆を掴むのは難しい
したがって、12Vバッテリーは2.5〜3年で予防交換するのが現実的
CE04は楽しい。
ただし、何も考えずに任せきりにする乗り物ではない。
少し理解して、少し備えて、その制約も含めて楽しむ。
それが、CE04とのちょうどいい付き合い方なのかもしれない。
CE04が突然走れなくなった話。原因は意外にも12Vバッテリーだった
GW前、久しぶりにBMW CE04に乗ろうとしたときのこと。
イグニッションをオンにすると、メーターは普通に立ち上がる。
駆動用バッテリー残量も問題ない。
ところが――
走れない。

■ 起動はするのに走行できない
表示されたのは、
電気駆動システムの重大エラー
ABS関連の警告
その他多数のエラー
いわゆる「全体的に異常が出ている」状態だった。
ただし完全に電源が落ちているわけではなく、
👉 起動はするが走行だけができない
という点が特徴的だった。

■ ディーラー対応
BMW Motorrad 博多南(フリーマン)に連絡したところ、迅速に対応。
現地まで引き取りに来てもらい、そのまま診断へ。
この対応の速さと丁寧さは、非常に安心感があった。
■ 診断結果
診断機による結果は以下。
12Vバッテリー電圧低下
それを起点とした約30項目のエラー
👉 電源異常によるエラー連鎖
という状態だった。
■ EVでも12Vが重要
CE04は電動バイクだが、
駆動:高電圧バッテリー
制御:12Vバッテリー
という構造になっている。
そのため、
👉 12Vが不安定になると制御が成立しない
結果として、
👉 安全のため走行が制限される
■ 今回のポイント
今回興味深かったのは、
👉 車両は起動できていた点
である。
これは単純なバッテリー上がりではなく、
👉 負荷時に電圧を維持できない状態
であった可能性を示している。
■ 対応
今回は
12Vバッテリー交換
その後様子見
という対応となった。
■ まとめ
今回の事象を整理すると、
起動は可能
走行不能
原因は12Vバッテリー電圧低下
というシンプルなものだった。
CE04自体は非常に楽しいバイクであることは間違いない。
ただし今回の件は、
👉 電動車における“別の側面”を考えるきっかけ
になった。
この点については、次の記事で少し掘り下げてみたい。
CE04タイヤ交換?
ENECHANGEとその展開するエネパスのおかげで急速に活躍の場を広げているCE04なのですが。。。
なんと新車装着のMAXXISが3300kmで前輪がスリップサイン、という状況に。

後輪はまだまだ使えるんですけどね。

おまけにディーラーに問い合わせたら、前輪の取り寄せが不可、とのこと。なんじゃそりゃ?
2017年式のK1600GTのフロントに付いてきたBT22も前輪だけあっという間に減ったけど、まさかほとんどブレーキもかけないCE04で、前輪がこんなに先に減るとは!
新車装着のタイヤ、もうちょっと考えて選択して欲しいです。。。
K1600GTの買い替え
2024年7月に車検を通すときから検討はしていて、結局車検も通して過ごしていたのですが。。。
今思い返しても、何を決め手に買い替えたのか、よく分からんのですが結果として2025年モデルのK1600GTが我が家にやって参りました。
ちなみに下取りと納車が同じ日ではなかったので、新旧ツーショットは無いです。

買替は、担当営業さんの、熱心さゆえ、としておきます。
結果として、初期型のGTL、2017年のGT-S、そして今回のGTとKのモデルチェンジ毎に買い替えたことになります。
昨日無事1000km点検も終えたので、そろそろ違い等を語っても良いかと思いますので、また更新を再開したいと思います。
ナビが使えるようになりました
日本の地図が提供され始め、ナビが使えるようになりました。
ちょいノリばかりでちゃんと使う機会がなかったのですが、一年点検に出すために福岡まで行くのに利用してみました。
面白いのは経路条件で「カーブが多い」を選べるどころでしょうか。トンネルあるのに、あえて旧道通ろうとしたり、なかなか面白い。